パーティ・ウォール(読み)ぱーてぃうぉーる

世界大百科事典(旧版)内のパーティ・ウォールの言及

【防火】より

… 人口稠密な西欧の中世都市では,土地をできるだけ有効に利用しようと隣地境界線上に石造もしくは煉瓦造で構造壁が造られ,これが第1の課題である延焼防止のための防火壁としての役割も果たした。パーティ・ウォールparty wallと呼ばれるこの壁は,土地所有者双方から同じ幅の敷地を供出して造るもので,壁の厚さ,高さや費用の分担方法については,規則で定められた。ロンドンでパーティ・ウォールの規則に関する最初の記述が認められるのは1189年である。…

※「パーティ・ウォール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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