世界大百科事典(旧版)内のヒゴ入り弓の言及
【弓道】より
…その構造の変遷をみると,最初は〈丸木弓〉であったが,平安時代中期には丸木弓の外側に竹を張り付けた〈伏竹弓(ふせだけゆみ)〉,平安時代末期には内側にも竹を張り付けた〈三枚打ち弓(さんまいうちゆみ)〉が考案された。その後,側面にも竹を張り付けた〈四方竹弓(しほうちくゆみ)〉が開発され,さらに芯を竹ヒゴとし外竹(とだけ),内竹,側木(そばき)を接着させた〈ヒゴ入り弓〉が作られるようになった。なお今日は従来の木竹合成弓のほかにグラスファイバー弓も開発されている。…
※「ヒゴ入り弓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」