ヒースクリフ(読み)ひーすくりふ

世界大百科事典(旧版)内のヒースクリフの言及

【嵐が丘】より

…作品の舞台〈嵐が丘〉は,作者が育って死んだイングランド北部ウェスト・ヨークシャーのホーワスの荒涼たる丘陵地をモデルとし,原題の〈ワザリング〉とは,そこに吹きまくる強風の音を模したもの。捨児だった青年ヒースクリフと,彼を拾って育ててくれた地主アーンショーの娘キャサリンとの間の激しい情熱的な愛を描いた物語。身分違いの愛は実らず,キャサリンは近くの地主リントンの息子と結婚してしまうが,間もなく娘を生んで死ぬ。…

※「ヒースクリフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」