世界大百科事典(旧版)内のビリャ派の言及
【メキシコ革命】より
…そして,旧体制派が巻き返してマデロを暗殺し,ウエルタVictoriano Huerta(1854‐1916)反革命政権を樹立したが,このウエルタ時代(1913年2月~14年7月)が動乱期の第3段階である。この間,立憲主義を主張したカランサを中心とするメキシコ北部勢力がウエルタ政権打倒を目ざして立ち上がり,14年7月ウエルタの追放に成功したが,革命動乱は地主・資本家・中産階級を代表するカランサ派と農民を代表するサパタ派およびビリャ派に分裂して,14年秋には内戦状態へと発展した。この期間を動乱期の第4段階とする。…
※「ビリャ派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」