世界大百科事典(旧版)内のビロウ属の言及
【ビロウ(蒲葵)】より
…ビロウはビンロウとよく混同されることがあるが,両者はまったく別のものである。 ビロウ属Livistonaは東アジアからマレーシア,オーストラリア地域に30種あまりが産し,その多くはビロウと同様に利用されている。【初島 住彦】
[民俗]
古名は〈アジマサ〉で,記紀や《延喜式》などで〈檳榔〉の字をあてられたために,別の樹種であるビンロウと混同されて,ビロウと呼ばれるようになった。…
※「ビロウ属」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」