ピャーシ(読み)ぴゃーし

世界大百科事典(旧版)内のピャーシの言及

【神歌】より

…沖縄諸島では,神の託宣を意味するミセセル,神を崇(たか)べて降雨などの願いごとを述べるオタカベ,もとは託宣から出て現在は神に豊作などの祈願を捧げる形になったティルクグチ,同じく神に自分たちの願意を長々と訴えるクェーナやウムイなどがある。また宮古諸島では,神々の降臨・誕生から村落の創成などを述べたてて神を賛嘆するフサ,神々を崇べる意味のタービ,同じく神々を賛美するピャーシ,さらにそれらの神歌の要素を取りながら祖先神の偉業などを壮大に叙述するニーリなどがある。また八重山諸島では,神自身が述べるカンフチ,神に願いごとを捧げるニガイフチなどがある。…

※「ピャーシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android