フェロクロム(読み)ふぇろくろむ

世界大百科事典(旧版)内のフェロクロムの言及

【クロム】より

…クロム鋼,ニッケル・クロム鋼,クロム・モリブデン鋼などの合金鋼として用いられる量が多く,また,ニッケル‐クロム‐チタン合金,コバルト‐クロム合金などとして,耐熱性を要求される部品材料としての金属クロムの用途も増しつつある。
[製法]
 鉄鋼用にはフェロクロム(フェロアロイ)として生産される。フェロクロムは,クロム鉄鉱FeO・Cr2O3をコークスとともに電解炉で還元して得る。…

【フェロアロイ】より

…したがって,われわれの身のまわりにある鋼やステンレス鋼などはフェロアロイとはいわない。フェロアロイの中でも代表的な,多量に生産されているフェロマンガンFe‐Mn,フェロクロムFe‐CrおよびフェロシリコンFe‐Siの化学成分を銑鉄,鋼,ステンレスなどと比較して表1に示すが,鉄以外の成分が非常に多く含まれていることに特徴がある。 その用途は大きく二つに分けられる。…

※「フェロクロム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む