世界大百科事典(旧版)内のフォラール体制の言及
【ナバラ】より
…19世紀半ばカルリスタ戦争勃発で,ナバラはエステリャを中心にカルリスタの伝統主義的カトリック勢力の拠点となった。第1次戦争の終結後,1841年にすべての地方特権が廃止されたが,69年協定で旧慣習法の復活を得,名目上の旧ナバラ王国の政治体制を維持した(フォラール体制)。1936年からのスペイン内乱では反乱軍側の一つの拠点となり,国民戦線を支援した。…
※「フォラール体制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」