フランス帝国(読み)ふらんすていこく

世界大百科事典(旧版)内のフランス帝国の言及

【第一帝政】より

…暗殺陰謀の発覚を機に元老院は世襲皇帝に推戴し,同年12月2日ノートル・ダム大聖堂でピウス7世臨席のもとに戴冠式をあげ,国民投票で圧倒的支持を受けて,第一共和政はここに終わり,第一帝政が出発した。
[フランス帝国]
 18世紀末フランスの人口は2700万~2800万といわれ,83県であったが,いまライン左岸,イタリア北部などを併合し,120県,人口4000万の〈大国民〉となり,100万以上の徴兵が可能となった。ナポレオン法典は家父長制を強調し,遺産の自由分割権,女性の従属性などにより軍国主義の性格をおびたものの,革命によって建設された近代市民社会の原理を定着させた。…

※「フランス帝国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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