プト,D.(読み)ぷと

世界大百科事典(旧版)内のプト,D.の言及

【暦】より

…この朔望月が1年の小分けの数として暦に利用されていくのは必然的経過であったであろうが,初めから月を年の小分けとして数えたわけではないであろう。 古代エジプトにおいて,毎年ナイル川が増水しはじめるころ,シリウスという全天でいちばん明るい恒星が太陽に先駆けて薄明の東の空に見えるようになる。多年にわたる観測の結果,この事実が発見され,ナイル川の洪水時期はシリウスの日出前出現(ヘリアカルライジングheliacal rising)によって予見された。…

※「プト,D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」