プラジュニャー(読み)ぷらじゅにゃー

世界大百科事典(旧版)内のプラジュニャーの言及

【知恵】より

…知恵は現実のさまざまな現象を識別するとともに,それを統合して理解するはたらきであるために,現実の感覚的なはたらきを超えて,全体を把握する超越的な意味も含んでいる。仏教では知恵をものごとの識別に使われる智(ジュニャーナjñāna)と,統合的で識別的な機能を超える般若の智慧(プラジュニャーprajñā)とに分けて考えた。また,先天的に備わっている生得慧,他人の教えから得られる聞所成慧,内的思索によって得られる思所成慧,修行の実践の中で得られる修所成慧の4種類に分類している。…

【般若】より

…サンスクリットのプラジュニャーprajñā,パーリ語パンニャーpaññāの音写語で,〈慧(え)〉と漢訳される。〈智慧〉という意味だが,仏教では単なる智慧ではなく,〈悟りを得るための真実の智慧〉あるいは〈あらゆるものごとを見通す見識〉を意図している。…

※「プラジュニャー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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