プリンス自動車工業[株](読み)ぷりんすじどうしゃこうぎょう

世界大百科事典(旧版)内のプリンス自動車工業[株]の言及

【合併】より

…会社の合併とは,2個以上の会社が,商法の合併規定に従い,契約によって,一つの会社になることである(商法56条,98条,408条以下等)。合併当事会社の財産と社員(株式会社では株主のこと)を分離せずに,いくつかの会社が一つになる法技術であるところにその特色がある。そしていくつかの企業が,経済的のみならず法律的にも一体となるものであるから,企業合同として最も進んだ形態といえる。なお,合併の規定によらないで,1個以上の会社が解散し,他の会社が新株発行および営業の譲受けによって株主および資産を引き継ぐ場合なども,合併と同様の効果を生ずるが,合併ではなく〈事実上の合併〉といわれる。…

【自動車産業】より

…自動車の生産,販売,利用の各段階で活動している産業。具体的には,生産段階における自動車・同付属品製造業,自動車タイヤ・チューブ製造業,販売段階における自動車卸売業,自動車部分品・付属品卸売業,自動車小売業,利用段階における自動車整備業などがあげられる。 自動車産業は裾野が広く,鉄鋼,非鉄金属,プラスチックの素材産業,燃料をつくる石油精製業,燃料販売業(ガソリン・スタンド)など関連する産業が非常に多い。…

【中島飛行機[株]】より

… 終戦後の同年8月,中島飛行機(株)は民営に改組されるとともに,富士産業(株)と改称したが,46年8月持株会社に指定され,持株は処分されて,富士産業自身も50年8月12社に分割された。のちの富士重工業(株)はこのうちの5社が合併したもの,プリンス自動車工業(株)はこのうちの1社(富士精密工業)が改称したものである。プリンスは65年日産自動車(株)に合併された。…

【日産自動車[株]】より

…1953年には日産争議がおこっている。60年代前半に追浜(おつぱま)(乗用車),座間(トラック)両工場の建設で量産体制を確立,66年には資本自由化に備えプリンス自動車工業(1950年富士精密工業として設立,61年改称)を合併し,68年に富士重工業と生産委託などの業務提携を結ぶなど,生産基盤を確固たるものにした。その後モータリゼーションの進展による内需の拡大,技術水準の向上による輸出の伸びを背景に生産規模は急成長を遂げ,80年には生産台数265万台と最高を記録した。…

※「プリンス自動車工業[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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