世界大百科事典(旧版)内のプログラム(情報科学)の言及
【アルゴリズム】より
…その重要性はコンピューターの普及とともにますます高まりつつ,現在に至っている。
[アルゴリズムとプログラム]
アルゴリズムは客観的に明確で,どのような場合に何をするかが手落ちなく具体的に指定されていなければならない。コンピューターは〈決定論的〉な機械にすぎないので,感性とか直観によって〈適当に〉ということは許されないのである。…
【言語処理系】より
…人間にとって理解しやすいプログラミング言語を使って記述したプログラムを,実際にコンピューター上で実行するために,必要な翻訳処理や解釈実行処理を行うソフトウェアのこと。 コンピューターは,ハードウェアで作られた機械語の解釈実行系を内部に持っており,機械語で仕事の手順を直接に記述すれば,そのまま指定した動作を起こすことができる。…
【コンピューター】より
…四則演算しかしないような単純な電卓をふつうコンピューターと呼ばないのはこの理由による。あらかじめ指定した計算の手順をプログラムと呼び,プログラムを書く行為をプログラミングと呼ぶ。 コンピューター以前の計算道具との,もう一つの大きな違いは,コンピューターが入出力装置や通信装置を通じて外界と相互作用できることである。…
【プログラミング言語】より
…プログラミング言語とは,プログラムを記述するための言語である。より厳密には,人間がコンピューターに情報を伝えること,および伝える内容を記録したり人間が検討することを目的として設計した人工言語をコンピューター言語と呼び,その中でもプログラムを記述することを目的とする言語をプログラミング言語と呼ぶ。…
※「プログラム(情報科学)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」