ペティ=クラークの法則(読み)ペティ=クラークのほうそく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペティ=クラークの法則」の意味・わかりやすい解説

ペティ=クラークの法則
ペティ=クラークのほうそく

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世界大百科事典(旧版)内のペティ=クラークの法則の言及

【クラーク】より

…第2次大戦後オックスフォード大学に戻り,53年より69年まで同大学農業経済学研究所所長を務めた。代表的著作《経済進歩の諸条件》(1940)においてクラークは,産業を第1次産業,第2次産業,第3次産業に区分し,経済発展に伴い一国の産業構造の比重が第1次産業より第2次産業へ,ついで第3次産業へ移るという経験法則を発見,〈ペティの法則〉(ペティ=クラークの法則ともいう)と名づけた。ほかに《人口増加と土地利用》(1967)など著書多数。…

【ペティの法則】より

…もともとはW.ペティが《政治算術》の中で主張したことであって,〈農業よりも工業のほうが利益が大きく,さらに進んで商業のほうが利益が大きい〉という文章に基づいてクラークが名づけたものである。そのため,ときとしては〈クラークの法則〉〈ペティ=クラークの法則〉と呼ばれることもある。 この法則はとくに,第3次産業の定義が実質的な意味をもつものではなく,第1次および第2次産業に属さない産業のすべてを含むことになっているため,必ずしも明確な理論的意味をもつものではないことに注意する必要がある。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」