ホスピティウム(読み)ほすぴてぃうむ

世界大百科事典(旧版)内のホスピティウムの言及

【施療院】より

…無料で貧民の病気を治療するために設立された一種の慈恵病院をいう。この言葉の語源はラテン語のホスピティウムhospitiumから来ており,原義は〈客人hospesを迎える場所〉である。古代の聖職者は医師とまじない師の性格を兼ねており,ギリシアの神殿ではアスクレピオス(医術の神),ヒュギエイアHygieia(健康をつかさどる女神)がまつられ,医者の養成所として,また病人の療養所として使われた。…

※「ホスピティウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android