世界大百科事典(旧版)内のポリペプチド合成反応の言及
【タンパク質合成(蛋白質合成)】より
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[エネルギー源と酵素]
タンパク質合成は生命現象を担う基本的な反応の一つであり,細胞内で最も多くのエネルギーを消費する過程である。各種のアミノ酸分子が,相互にカルボキシル基とアミノ基との間で脱水縮合を続けていく反応であり,ポリペプチド合成反応とも呼ばれる。アミノ酸からポリペプチドを形成する反応にはエネルギーが必要であるが,高エネルギーリン酸結合をもつATP(アデノシン三リン酸)とGTP(グアノシン三リン酸)とがエネルギー源として働く。…
※「ポリペプチド合成反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」