マケドニア・ルネサンス(読み)まけどにあるねさんす

世界大百科事典(旧版)内のマケドニア・ルネサンスの言及

【コンスタンティノス[7世]】より

…その後母ゾエの摂政(919まで),舅の共同皇帝ロマノス1世(944まで)の政権が続き,彼が名実ともに皇帝となったのは945年である。こうした境遇と外政・内政がともに比較的平穏であったこともあって,彼は文芸活動を特に好み,マケドニア・ルネサンスと呼ばれる文芸復興運動の中心人物の一人となった。彼自身百科全書派的知識人として筆を執り,《バシレイオス1世伝》《わが息子ロマノスへ(通称,帝国統治論)》《テマ制度について》《ビザンティン宮廷の儀式について》等の著作を残した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」