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マサ土 まさど

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知恵蔵miniの解説

マサ土

花崗岩などの風化が進んで砂状・土状になったもの。真砂(まさご)とも言う。園芸用に用いられる時は「真砂土」と表記し「まさつち」と読まれることが多い。日本では主に関西以西に広く分布しており、安価なため園芸・敷土などに広く用いられている。土質力学的には、分布地域により鉱物の組合せや粒径が違い性質が異なること、花崗岩の風化が深層に至り表面は完全に土砂化することなどから、安全性の確定が特に難しい。水に弱い土質であり、流水によって容易に侵食される。集中豪雨長時間続くと、表土層底部に浸透水が貯まりバランスが崩れて大規模な崩壊に至ることもある。2014年8月19日~20日に広島市で発生し大きな被害をもたらした土砂災害の一因として、現場周辺のマサ土による地質特性が挙げられている。

(2014-8-25)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
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世界大百科事典内のマサ土の言及

【砂】より

…岩石が自然の作用により砕けて細かくなったもの,またはその集合体の総称。近年では,砕石をさらに細かく人工的に砕いた人工砂,すなわち砕砂(さいさ)の製造が盛んになってきたので,前者をとくに天然砂と呼ぶようになった。粒径に対する定義はまちまちで,一般には5~2mm以下のものと認識されているが,国際土壌学会法に基づく土壌の粒径区分では2~0.2mmのものを粗砂,0.2~0.02mmのものを細砂としている。現在,骨材等に利用されている天然砂はほとんどが天然砂利と共存しており,砂利採取の乾式または湿式ふるい分け産物として回収される。…

【風化作用】より

…温暖湿潤地域では化学的風化産物と重なって目だちにくくなるが,崖や溶岩原のような裸岩地ではときおり認められる。 花コウ岩の分解生成物のマサ(真砂)またはマサ土も機械的風化産物である。岩石の鉱物組成や構造によって破砕される状況は異なり,花コウ岩のような粒状結晶構造の場合はとくに分解されやすく,岩体から不連続的に砂粒へと変化する。…

※「マサ土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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