世界大百科事典(旧版)内のマツホドの言及
【茯苓】より
…【新田 あや】 ブクリョウタケPoria cocos (Fr.) Wolfは担子菌類ヒダナシタケ類サルノコシカケ科のキノコで,薬用にされる菌核の部分はかつてはPachyma hoelen Rumph.とよばれた。日本でも古くから知られ,《本草和名》に茯苓の和名としてマツホド(末都保止)がのせられている。菌核とは菌糸のかたまりで,大きさは拳大から人頭大,表面は黒褐色~灰褐色,ときに松の根をいだき,あるいは松の皮をつける。…
※「マツホド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」