ミキン(読み)みきん

世界大百科事典(旧版)内のミキンの言及

【年神(歳神)】より

… 年神のトシは米を意味しており,さらに年神を老人の姿とする所が多く,先祖の霊とも考えられている。大分県国東半島では,5月に苗代田に種もみをまく際,水口に小さな石をすえ,これを田の神さまに見たて,御神体の石にミキンといって半紙をかぶせ,焼米を供えてまつる。このミキンの紙は,正月に年神さまに供えた年玉の餅の下敷きの紙をたいせつにしまっておいて,このときに用いるしきたりの土地が多い。…

※「ミキン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android