世界大百科事典(旧版)内のミスト(煙)の言及
【煙】より
…また,自動車排気中の汚染物質が太陽光線の作用をうけて生成する白いスモッグをロサンゼルス・スモッグといい,55年の夏には300人以上の死者を出したという。このような大気汚染で問題になるのは粒径が10μm以下の浮遊粒子状物質で,ダスト,ヒューム,ミストに分類される。ダストは固体粒子,ヒュームは凝縮固体粒子,ミストは液体粒子である。…
【大気汚染】より
… フュームfume融解した物質が酸化などの化学反応や揮発によって核となり,気体状大気汚染物質が凝縮してエーロゾルとなったもの。 ミストmistもやのこと。ごく小さい水滴や湿った吸湿性粒子が地表付近の大気中に浮かんでいる現象をいう。…
※「ミスト(煙)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」