ムスビサカズキ(読み)むすびさかずき

世界大百科事典(旧版)内のムスビサカズキの言及

【三三九度】より

…現在はふつう夫婦の契(ちぎり)のしるしとして婚姻当事者間で1杯を3度ずつ3回飲みあう盃事をいう。これはアイサカズキ,ムスビサカズキともいい,大小三重(みつがさね)の盃が多く用いられている。しかし,かつてはこの女夫盃(めおとさかずき)を行わない地域が多く,そこでの盃事は新郎,新婦がそれぞれ相手の両親や親類との間で行う親子盃や親類盃であり,むしろこれを三三九度の盃とよぶ地域もあった。…

※「ムスビサカズキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」