メオニズム(読み)めおにずむ

世界大百科事典(旧版)内のメオニズムの言及

【ミンスキー】より

…1870年代中ごろ,いわゆる市民詩派の詩人として出発したが,80年代中ごろに神秘主義的傾向を示し,ニーチェを市民的義務からの解放者とみる著書《良心の光の下に》(1890)などを発表,メレシコフスキーなどとともにロシア・デカダン派の先駆けと目された。しかし,存在しないものへの人間の希求を骨子として展開した哲学的理論〈メオニズムmeonizm〉は,唯物論者と観念論者の双方から批判を受けた。1905年ボリシェビキ系の新聞《新生活》の編集者として逮捕され,後に亡命,一生をフランスなど国外で送った。…

※「メオニズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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