世界大百科事典(旧版)内のモスタザフィーンの言及
【イラン】より
…76年のテヘランの人口は450万,全人口に占める比率は13.4%であったが,イラン革命の直前は推定で600万人にまで膨張していた。この結果,モスタザフィーンという最下層の住民が,南部地区にスラム街を形成し,この都市問題が79年のイラン革命の遠因になったといわれる。イランの都市は,1920‐30年代のレザー・シャー期に近代化されたが,伝統的な都市部分はその後もなお残っている。…
※「モスタザフィーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」