世界大百科事典(旧版)内のユニバーサルカウンターの言及
【カウンター】より
…時間に無関係に回った回数の測定や数値を計数する装置で,回数計,度数計,数取り,積算回転計,積算計などとも呼ばれている。歯車を利用した機械式と電磁石を利用した電気式に大別され,さらに電気的なパルス信号を計数するものに,パルスカウンター,一定の時間内だけのパルスを計数する(この場合は,回転数や周波数となる)ユニバーサルカウンターなどがある。手持式回数計は先端部を回転体の中心部に押しつけて回転数を表示させる。…
【周波数計】より
…低周波用としては,測定周波数で電子スイッチを動作させ,コンデンサーを充放電させることにより,放電電流が周波数に比例することを利用した周波数計が多い。精密測定には周波数,周期,時間間隔の測定のできるユニバーサルカウンターが用いられる。高周波測定の場合には,水晶発振器を基として,一定時間間隔を作り,これに入る外部の周波数パルスを計数しディジタル表示する。…
【電気計測】より
…商用周波では,振動片形周波計,一定電圧を印加した容量を流れる電流が周波数に比例することを利用した電子式の周波計が簡易測定に用いられる。精密測定にもっとも便利なものとしてユニバーサルカウンターがある。水晶発振器の周波数を分周し,正確な時間間隔を作り,これによってゲートを開き,被測定周波数のパルスを計数することにより,周波数を測定することができる。…
※「ユニバーサルカウンター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」