ラジオシティ(読み)らじおしてい

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ラジオシティ」の解説

ラジオシティ

3Dグラフィックで使われる照度分布の計算技法。3次元空間内の物体に当たる光と、各物体の反射光の相互作用を計算し、表面の明るさを決定する技法。ラジオシティによる計算結果は視点とはなんら関係なく、光源と物体の位置関係で一意に決定されるので、一度計算してしまえば視点が移動してもシェーディングをやり直す必要がない。また光源も点光源に限らないのでソフトな陰が表現でき、レンダリングに応用すればよりリアルな画像が得られる。

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世界大百科事典(旧版)内のラジオシティの言及

【放送局】より

…放送局は都市文化,若者文化のショーウィンドーになる。かつてアメリカ,ニューヨークのRCAビルの中のNBCが,各地から集まるおのぼりさん相手の催しを番組以外にも用意して〈ラジオシティ〉として名をはせたが,近年,地域社会との関係での日本の放送局のあり方は大きく変わってきている。放送自身が堅苦しい権威性を脱ぎ捨て,閉鎖性から開放性へ,専門性からアマチュア性の方向に大きく動いているなかで,放送局も普通の市民が自由に出入りして番組にも参加できる,いわば広場のようなものになりつつある。…

※「ラジオシティ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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