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ラベリング理論 らべりんぐりろん

ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

ラベリング理論

社会学者H・S・ベッカーが構築した理論で、しばしば逸脱理論として適用される。ある人物の特性は、その人物の行為ゆえというよりも、周囲から貼られる特定のレッテルによって決められる。ひとたびレッテルが貼られると(ラベリング)、その人物はそのラベリングのもとにアイデンティティと行動パターンを形成するようになる、という理論。

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世界大百科事典内のラベリング理論の言及

【犯罪】より

…(3)統制理論 人間を社会につなぎとめておく社会的絆(きずな)や内面的な抑止力がなんらかの要因によって弛緩したり弱められたときに,人々が犯罪に向かう側面を重視する理論。(4)ラベリング理論labeling theory 社会成員が特定の人間を非合理な理由で逸脱者とみなし,その人を差別し,合法的な機会から排除するために,その人は生きるためにやむをえず犯罪を犯したり,他の逸脱者に接近するようになる側面を重視する理論。(1)は心理的不満を,(2)は学習―社会化を,(3)は統制力の弛緩を,(4)は統制の過重をそれぞれ重視した理論であるが,どの説明が有効であるかは,個々の犯罪ごとに経験的に判断されねばならない。…

※「ラベリング理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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