リップマン,F.A.(読み)りっぷまん

世界大百科事典(旧版)内のリップマン,F.A.の言及

【高エネルギー結合】より

…こうしてATPの高エネルギー結合の形でいったん貯蔵されたエネルギーは,種々の高エネルギー化合物の合成に利用され,さらに転じて多くの生合成反応を駆動するが,また一方機械的仕事(運動)や浸透圧的仕事(能動輸送)などの物理的エネルギーにも転換される。高エネルギー結合の概念の提唱者はローマンK.LohmannとマイヤーホーフO.Meyerhof(1934)であるが,その生物学的意義を明確に定式化した功績はリップマンF.A.Lipmann(1941)に帰せられる。ATP【川喜田 正夫】。…

【コエンザイムA】より

…コエンチームAともいう。リップマンF.Lipmannが生体内におけるアセチル化反応に関与する活性酢酸の挙動を研究している最中に,耐熱性の因子としてこの物質を発見した(1947)。補酵素Aとも呼ばれ,CoA(コエー)と略記する。…

※「リップマン,F.A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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