ルバイヤン,F.(読み)るばいやん

世界大百科事典(旧版)内のルバイヤン,F.の言及

【博物学】より

…1780‐1830年ころまではフランス博物学の黄金期にあたる。学者では長く分類学の中軸となってきた〈存在の大連鎖〉(生物界は天使からアメーバまで順列を作り一直線に並んでいるとする説)を断ち切ったG.L.C.F.D.キュビエ,アフリカの鳥類に関する図鑑を刊行したルバイヤンFrançois Levaillant(1753‐1824),西洋人で初めて生きたフウチョウを観察したレッソンRené‐Primevère Lesson(1794‐1849)ら,また美しい図鑑を制作した画工では,オードベルJean Baptiste Audebert(1759‐1800)(《ハチドリの自然史》),バラバンJacques Barraband(1768‐1809)(《オウム類》),プレートルJean Gabriel Prêtre(19世紀前半に活躍)(《フウチョウの自然史》)などがとくに傑出している。またベルギー生れの植物画工ルドゥーテPierre‐Joseph Redouté(1759‐1840)は〈花のラファエロ〉と呼ばれて世界中の人々に愛された。…

※「ルバイヤン,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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