レオ[3世](教皇)(読み)れお

世界大百科事典(旧版)内のレオ[3世](教皇)の言及

【フランク王国】より

…10~11世紀以降の中世都市成立の要因として,従来はピレンヌ説に従って,遠隔地貿易の復活を重視してきたが,むしろカロリング朝時代における農業生産力の上昇が,都市成立の前提をなしたと考えなければならなくなっており,最近の研究は,都市の成立そのものも,従来より早い時期へずらせて考える傾向がある。
[皇帝権をめぐる国際関係]
 800年のクリスマス,教皇とローマ貴族たちとの紛争を調停するためローマに滞在していたカール大帝が,サン・ピエトロ大聖堂のミサに参加したとき,ローマ教皇レオ3世によって皇帝として加冠され,集まっていたローマ市民から〈ローマ人の皇帝〉に推戴された。通例西ローマ帝国の復活と呼ばれる事件である。…

※「レオ[3世](教皇)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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