レジオナリズモ(読み)れじおなりずも

世界大百科事典(旧版)内のレジオナリズモの言及

【イタリア】より

…大幅な州自治が認められているのも,州がまとまった地域単位をなし,住民がそれに対して強い帰属意識を持っていることによっている。このような地方主義(レジオナリズモ)の主張は,イタリア王国成立(1861)のときから常に強かったが,同時に,イタリアの歴史において,分離独立主義の動きは,ごく少数の例外を除いて存在しなかったと言ってよい。1980年代末からは,北部の立場からの地方主義を唱える北部同盟の政治的影響力が大きくなったが,北部のパダーニャ地方を中心とするパダーニャ共和国の独立は多数住民の支持を受けているわけではない。…

※「レジオナリズモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」