ロジックアナライザー(読み)ろじっくあならいざ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ロジックアナライザー」の解説

ロジックアナライザー

デジタル回路動作を調べる測定機の一種ディジタル回路の動作確認やデバッグなどに使われる。被測定回路とはプローブと呼ばれる端子を用いて接続し、信号を読み取ってデジタル化して記録し、ディスプレイにその波形グラフィックス表示したりできる。通常、プローブは複数あり、同時に数本から数十本もの信号を測定できる。また、各信号が特定の条件を満たしたら、信号の記録を開始するなどといったプログラム機能も備えている機種が多い。

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世界大百科事典(旧版)内のロジックアナライザーの言及

【オシロスコープ】より

…サンプリング技術により高速の繰返し現象を低速の繰返し現象に変換して表示するサンプリングオシロスコープは,十数GHzまで観測可能な点で特徴がある。ディジタル回路の動作状態を観測するロジックアナライザー,ロジックスコープ,周波数成分のレベルを解析表示するスペクトラムアナライザー,波形記憶とオシロスコープを一体としたディジタルメモリースコープなどは,いずれも広義のオシロスコープの一種と見られる。またマイクロプロセッサーを導入,自動化,多機能化したカウンター付きオシロスコープ,マルチメーター付きオシロスコープ,操作をプログラムによって可変,自動化したプログラマブルオシロスコープなど便利なものもある。…

※「ロジックアナライザー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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