ロリータ・コンプレクス(読み)ろりーたこんぷれくす

世界大百科事典(旧版)内のロリータ・コンプレクスの言及

【ロリータ】より

…事実と妄想の境の定かでない,言葉の遊びなども含む,著者を言葉の魔術師と呼ばせることになった小説。少女を犯す背徳の書としてセンセーションを巻き起こし,9歳から14歳ぐらいまでの妖しく美しい少女を指すニンフェットという言葉を生み,少女しか愛することのできない倒錯心理としてロリータ・コンプレクスという言葉を生んだ。またアメリカのモーテル社会を初めて描写した作品ともいわれる。…

※「ロリータ・コンプレクス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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