ロータス文様(読み)ろーたすもんよう

世界大百科事典(旧版)内のロータス文様の言及

【蓮華文】より

ハス(蓮)の花の文様で,仏教美術上重要な文様だが,文様自体は仏教によって出現したわけではない。古代エジプトのスイレンを起源とするロータス文様が,古くメソポタミア,ギリシア,イランなどで愛用された。蓮華文には正面型と側面型とがあり,正面型は満開の花を真上から見た形で,花弁が放射状にならんで円をつくり,ロゼットとも呼ばれる。…

※「ロータス文様」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」