ローマン・ブリテン(読み)ろーまんぶりてん

世界大百科事典(旧版)内のローマン・ブリテンの言及

【イギリス】より

…部族長や大貴族は,丘陵の斜面を二重三重の土手と溝で囲んだ砦(丘砦)を戦争の拠点とした。
[古代――ローマン・ブリテン]
 前1世紀半ば,当時ガリア(現在のフランス)でゲルマン人と戦っていたローマの将軍カエサルは,敵を側面から援助するブリトン人を討つべく,前55,前54年の2度にわたってブリタニアに侵入,彼らを撃破した。カエサルは島の占領を意図せずに引き上げたが,約1世紀後の43年,ローマ皇帝クラウディウスが征服に乗り出した。…

※「ローマン・ブリテン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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