一式之習(読み)いっしきのならい

世界大百科事典(旧版)内の一式之習の言及

【小書】より

…したがって,奏演に際して採用(選択)される小書は,最多でも3種程度となることが多い。なお,その演目にあるすべての小書(奏演可能なすべての小書)を奏演することを,特に〈一式之習〉として一つの小書としている例もある。小書には後世の家元の工夫や舞台での偶然の思いつきから生まれたものもあるが,本来の演出が江戸時代の類型化の流れの中で小書とされたり,〈習イ〉を重視するあまりに小書化された例もある。…

※「一式之習」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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