一心十界図(読み)いっしんじっかいず

世界大百科事典(旧版)内の一心十界図の言及

【六道】より

…したがって六道絵は十界図の一部であることが多い。 六道絵と十界図は仏教の因果を説く唱導にもちいられたが,六道も十界も一心より出たものだという唯心説を説く唱導もり,一心十界図が描かれた。中央に大きく〈心〉の字を置き,そのまわりの円を10区に画して六道と四聖を描いたものである。…

※「一心十界図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」