一条実雅(読み)いちじょう・さねまさ

朝日日本歴史人物事典 「一条実雅」の解説

一条実雅

没年:安貞2.4.1(1228.5.6)
生年:建久7(1196)
鎌倉初期の公卿。父は一条能保。貞応1(1222)年参議。西園寺公経猶子で,伊与宰相中将と呼ばれた。鎌倉幕府第4代将軍藤原頼経に仕えて鎌倉に住み,北条義時女婿となった。伊賀氏の乱(1224)では新将軍に擬されたが,企ては失敗し越前国に配流される。まもなく死亡するが,幕府の命で殺されたのかもしれない。

(本郷和人)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

関連語 藤原実雅

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む