一条美子(読み)いちじょうはるこ

世界大百科事典(旧版)内の一条美子の言及

【入内】より

…女御入内の時期は,天皇の践祚または元服の年あるいはその翌年を標準とするが,必ずしも特定していない。なおこの儀は南北朝期以降中絶し,後陽成天皇のときに再興されて江戸時代末に及び,1868年(明治1)12月一条美子(昭憲皇太后)が立后の儀に先立って女御入内の儀を行ったのが最後である。しかし1910年制定の皇室親族令に,大婚の儀に先立ち,皇后となるべき人を后氏といい,その皇居に参入の儀式を后氏入内の儀と称しているのは,平安時代以来の女御入内の儀に倣ったものである。…

※「一条美子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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