一次的ナルシシズム(読み)いちじてきなるししずむ

世界大百科事典(旧版)内の一次的ナルシシズムの言及

【ナルシシズム】より

…この状態は,人類が他の高等哺乳類と違って感覚運動器官が未発達なまま,いわば一種の未熟児として生まれてくること(ネオテニー)に起因しているが,個人の最初の衝動生活はこの状態のなかで営まれ,満足される。他者も現実も発見していないわけだから,この時期の個人はいわば全知全能,唯一無二,天上天下唯我独尊の世界に生きており,これがいわゆる〈一次的ナルシシズムprimary narcissism〉の状態である。この時期の個人の自己を筆者は〈幻想我〉と呼んでいる。…

※「一次的ナルシシズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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