一段階革命(読み)いちだんかいかくめい

世界大百科事典(旧版)内の一段階革命の言及

【日本資本主義論争】より

…1920年代後半から30年代におけるマルクス主義陣営内の論争。革命戦略,日本資本主義の特質,天皇制権力の階級的性格,地主的土地所有の本質,明治維新の歴史的性格などをめぐって議論がたたかわされた。第2次大戦前日本社会科学界最大の論争。論争は1927年ごろから約10年間にわたって続いたが,これを二つの時期に区分できる。第1期は1927‐32年で戦略論争または民主革命論争の時期,第2期は1933‐37年で,資本主義論争または封建論争の時期として要約できる。…

※「一段階革命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」