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一発回答方式(読み)いっぱつかいとうほうしき

世界大百科事典(旧版)内の一発回答方式の言及

【鉄鋼労連】より

…以後この勢力のもとで〈標準労働者基準の個別賃上げ方式〉(1969),〈生涯生活ビジョンによる総合的生活闘争〉(1974),〈経済整合性重視の賃金決定〉(1975以降)など先駆的な政策の提起と実践に実績をあげた。その賃金交渉ではいわゆる一発回答方式(第1次回答を最終回答とする方式)が定着しており,それが春闘賃上げ相場形成に強い影響力をもっている。日本の労働運動全体への影響力も強く,全民労協の結成(1982年12月)とその後の運営にも主導的な役割を果たした。…

※「一発回答方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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