世界大百科事典(旧版)内の一翁宗守の言及
【官休庵】より
…武者小路千家を代表する茶室。初代一翁宗守が高松藩茶頭(ちやどう)を辞した1667年(寛文7)に造立したと伝えられ,席名は〈仕官を休む〉という意を含んでいる。現在の官休庵は1926年に再建されたものであるが,一翁が創立したときの形式がそのまま踏襲されていると伝えられている。…
【武者小路千家流】より
…千利休を流祖とする茶道流派の一つ。利休の孫宗旦の次男一翁宗守を初代とし,代々宗守を名乗る。表千家流の不審庵,裏千家流の今日庵とともに,一翁が建てた京都武者小路西洞院の茶席〈官休庵〉が流儀の別名ともなっている。…
※「一翁宗守」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」