世界大百科事典(旧版)内の一般均衡論の言及
【産業連関表】より
…国民所得統計が経済の動きをいわば通時的に観測するのに対し,産業連関表は経済の共時的構造をみようとするものといえる。経済統計としての国民所得統計が,経済理論の側でのマクロ経済学の発展と手をたずさえ,ときにそれを支え,また逆にそこから刺激をうけつつ発展してきたのに対して,産業連関表は,少なくとも当初においては経済学における一般均衡論の具体的適用のための資料として構想されたものである。
[経済活動の相互依存性]
近代社会の著しい特徴に,経済活動の相互依存性がある。…
※「一般均衡論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」