一蛾別採種法(読み)いちがべつさいしゅほう

世界大百科事典(旧版)内の一蛾別採種法の言及

【微粒子病】より

…1860年ごろヨーロッパに大発生し,とくにフランスの養蚕業に大きな打撃を与えた。このためパスツールがこの病気の研究を行い,その結果本病防除のために母蛾(ぼが)を個体別に産卵させる〈一蛾別採種法〉を考案したことは有名である。ノセマ・ボンビシスはその生活環の中で,環境変化に比較的安定な胞子を形成する。…

※「一蛾別採種法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」