世界大百科事典(旧版)内の一重まぶたの言及
【人種】より
…まぶたの形状でとくに興味を引くのは蒙古皺襞,つまり目がしらの部位で内眥(ないし)の涙囊をおおうように下行する鎌状のひだである。これまたモンゴロイドに多い一重まぶたは,まぶたの脂肪の蓄積のために生ずる。寒地で眼球の保護をするすぐれた作用があり,モンゴロイドを寒地適応型とする一つの根拠となっている。…
【まぶた(瞼)】より
…まぶたの前面には,眼裂に平行して走る溝,眼瞼溝があることがある。このようなまぶたが二重(ふたえ)まぶたで,溝のないものが一重(ひとえ)まぶたである。また,日本人など東洋人では,内眼角部で皮膚が上眼瞼縁にかぶさって,ひだをつくる。…
※「一重まぶた」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」