一顆印(読み)いっかいん

世界大百科事典(旧版)内の一顆印の言及

【住居】より

…建物の外観は白しっくい壁で高い卯建(うだつ∥うだち)をみせ,室内は軒という各種の蛇腹化粧天井で変化をもたせ,梁などの部材にも彫刻が駆使される。
[雲南の一顆印]
 雲南省の昆明を中心に周辺の地方に分布する住居形式で,2階建ての周壁による真四角な外形のあたえる印象から〈一顆印〉の名がある。正房が間口3間,東西の耳房(華北の廂房に相当)が各2間の〈三間四耳〉式の三合院のほか,耳房が3間のものや,前面に向い部屋を加えた四合院もある。…

※「一顆印」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android