七色紙(読み)なないろがみ

世界大百科事典(旧版)内の七色紙の言及

【土佐国】より

…民間では17世紀後期安芸郡を中心に上方への薪積出しが活発化し,浦々に廻船ブームがまき起こったが,18世紀に入ると上方問屋の買いたたきや資源枯渇のためしだいに沈滞に向かった。 近世初頭,吾川郡成山(なるやま)(現,伊野町)で創出された七色紙が山内一豊に献上されたのを契機に,同地域は御用紙漉(かみすき)に指定され,厳重な保護統制を受け,土佐紙の声価が高まった。やがて各地に発生した紙漉に対しても,藩は御蔵紙と称する専売制度を適用して民利を奪ったので,1755年(宝暦5)には津野山一揆,87年(天明7)には池川紙一揆が起こった。…

※「七色紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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