七言歌行(読み)しちごんかぎょう

世界大百科事典(旧版)内の七言歌行の言及

【七言詩】より

…押韻,平仄(ひようそく),対句および句数(七言古詩には奇数句より成るものがまれにある)によって,古体の七言古詩と,今(近)体の七言律詩,七言絶句に分類される。なおほかに,七言古詩に含まれるが,初唐に盛行し,長編で叙事的性格をもあわせもった七言の作品,たとえば盧照鄰の〈長安古意〉,駱賓王の〈帝京篇〉などの作品を,楽府の〈歌行〉が音楽演奏を伴うのを原則とするのと区別するため,〈七言歌行〉と呼ぶことがある。また10句以上の律詩は〈七言排律〉と呼びうるが,杜甫に4首あるほかはほとんど類例を見ない。…

※「七言歌行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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