三上喜三郎(読み)みかみきさぶろう

世界大百科事典(旧版)内の三上喜三郎の言及

【漆工芸】より

…古代の日本には灰墨を入れた黒漆と天然染料を入れたと思われる透漆があった。漆の化学的分析は1880年ころ,石松決,吉田彦六郎らによって先鞭がつけられたが,三上喜三郎は日本産漆の主成分をウルシオールと命名,真島利行はその化学式C21H32O2を決定し,1924年《漆の研究》にまとめた。戦後の漆の研究は通産省工芸指導所東北支所での研究を経て,電子顕微鏡等による漆特有の耐久性の解明や,赤外線分光器等による古代漆状物質の同定などの研究が進んでいる。…

※「三上喜三郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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